想いトラベラー 〜出発の時〜

 

《万羽鶴大作戦》まで残り数日

 

 

 

 

この時、確実に言えることがあった。

またもや僕の視界から見える景色が初めとは違っていた。

 

 

 

 

 

鶴を折っている僕の隣には習字を書いているみゆうちゃん。

その逆サイドには路上で歌っている

まっさんとよしき

 

 

 

 

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【人物紹介】

 

まっさん

 

・当時19歳、消防の学校

 

・筋肉マン気質

 

・歌が好きで僕はまっさんの歌が好き

 

・癒し系歌声

 

 

よしき

 

・差し入れです!ってハンバーガーを10個ぐらい差し入れで持ってくる

 

・人力車引く系シンガー

 

・長渕さんの歌を力強く歌いこなす

 

◎この2人を筆頭に夜中合唱が始まる

 

 

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そして、その他にもカホンがテンポが調律をとりuniqeな歌声を奏でてくれるクオリアの皆さん。

僕と夜な夜なニヤニヤしながら笑い話をして下さるタカさん。

他のシンガーの方々。

路上パフォーマーの皆さん。

居座って一緒に鶴を折って下さる方。

 

 

 

 

いつしか路上は素敵な人たちが集まる空間になっていた。

 

 

 

 

 

そして、その空間には通りすがりの沢山の人達も自然と立ち寄る。

 

 

 

まさに“路上がみんなが集まる空間になった”

 

 

 

【ヒッチハイク出発前日】

 

 

 

なんと4000羽以上の鶴が集まり

当初予定していた2000羽の倍以上が1ヶ月で集まった。

 

 

 

 

路上パフォーマーの方々の応援歌の側で

約20人の方が一斉に鶴に糸を通す作業に明け暮れた。

 

 

 

 

この時、疲れはピークに達してたはずだったが、疲れを忘れさせてくれるぐらい

その空間が楽しかった。

 

 

 

 

 

 

歌声が鳴り響く中、朝日のささやかな光が優しく注ぎ込まれた。

そしてとうとう

 

 

『できたー!完成ー!!』

 

 

 

(みんな)「やったー!」

 

 

 

この日の路上は朝5時過ぎまで続いたが

その場には約20人近くの人達がいた。

 

 

 


 

 

 

 

まさにこの1ヶ月、

少なくとも300人以上の方の協力があり、

4000羽以上を集結させることができた。

 

 

 

これは紛れもなく

日本人の誰かを想う気持ちの集合体だった。

 

 

 

暖かい。

こんなにも人達の想いが詰まったものは、

あったかいのか。

 

 

 

 

『想いトラベラーいってきます』

このセリフを言った時涙が出そうだった。

 

 

 

 

みんなに見送られ、2時間の仮眠をとり

僕は鶴を届ける為、ヒッチハイクのボードを掲げた。

 

 

 

 

 

さあ、出発だ。

 

 

 

 

 

to be continue…

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